top of page

歩こう会

公開·1名のメンバー

会報50号

「歩こう会」は八千代稲門会と合同で不定期に開催しており、最近は参加者の高年齢化を受け、ハイキングというよりは名所巡りを中心に行っています。2025年5月1日に開催された第169回歩こう会では見どころがいっぱいの地元・千葉県の稲毛散策を行い、21名(うち三田会からは8名)が参加しました。京成稲毛駅にほど近い高台に鎮座する“元祖・稲毛”ともいうべき稲毛浅間神社に参拝し、晴天の中、満開のツツジに春から初夏への移ろいを感じました。

稲毛の高台は下総台地がかつての海岸線にせり出す海食崖上の景勝地でしたが、東京湾の埋立により現在の海岸線は、はるか南西沖に移動してしまいました。旧神谷傳兵衛稲毛別荘は、電気ブランで有名な浅草の神谷バーや赤玉ハニーワインで知られた日本のワイン王といわれる明治の実業家・神谷傳兵衛が大正7年に建てた洋館です。浅間神社の西隣にある愛新覚羅溥傑仮寓(千葉市ゆかりの家・いなげ)は、ラストエンペラーと呼ばれた中国・清朝最後の皇帝・溥儀の実弟・溥傑が新婚時代を過ごした旧宅で、歴史の足跡に思いを巡らしました。

埋立前の元の海岸線の位置にあたる広幅員の国道14号線を渡った先の公園内に展示されている旧川崎製鉄千葉製鉄所の運搬用に活躍した小型蒸気機関車や日本初の民間航空記念碑も見学し、いったんバスで稲毛海浜公園へ移動しました。

海浜公園内にある花の美術館(BOTANICA MUSEUM)では植物を活かした前衛的なアートを鑑賞し、屋外のベンチで各自持参した昼食をいただきました。現在の稲毛海岸(いなげの浜)は白い砂浜の人工海浜ですが、稲毛海岸の沖合に突き出た全長90mの桟橋に上がり、東京湾から吹き付ける潮風を肌身で実感し、バスで帰路につきました。

6月13日に開催された第170回歩こう会は、稲門会の澤西さんの企画により、成田空港の東方に位置する米どころ・多古町(香取郡)を訪れ、あじさい庭園で知られる日本寺(にちほんじ)を散策しました。梅雨時の晴れ間でしたが薄曇りで暑さが和らぎ、17名(うち三田会からは総会の直前でもあり4名のみ)が参加しました。京成電車の空港第2ビル駅からシャトルバスで「道の駅多古」に向かい、目の前をゆったりと流れる栗山川の遊覧船「さっぱ舟」に乗船し、八千代市の新川と似たような雰囲気の中、船上から両岸に咲く紫陽花を鑑賞しました。八千代市の国道296号線の東方は多古町に通じており、川と道路に地縁を感じつつ、栗山川にかかる296号線の橋を渡りました。

栗山川をはさんで道の駅の対面(東側)に拡がる一面の青々とした田んぼの中を、延々と続く一本道を進み、高台にある1319年開基の古刹・正東山日本寺(通称あじさい寺)を目指して坂を上りました。日本寺の本堂や鐘楼を見学し、境内に咲き揃うブルーや紫、ピンク、白色等、約8000株の多彩な紫陽花を愛で、再び「道の駅多古あじさい館」に戻って、多古米の弁当等で遅めの昼食をいただき、帰路につきました。

bottom of page